決定的な出会いは HP95LX だろうか。ちっちゃいDOSが動くPCなんだが、IBM PC/XT互換でもちろんモノクロ、画面サイズなんて 240x128 dot しかない。でも lotus 123 なんかもプリインストールされていた。
これで10万位したようなきがするが、その上で動く GDB にはまってしまい、100LXも買ったし、200LXは予備を含めて3台ほど買った。予備機はまだ未使用だったりする。
買った当初はまだ日本語化なんかも出来ず、データやメモ帳も全部ローマ字で入れていたけどそれでも便利な電脳パンツになってくれてました。
GDBとは何か!
gnu-debugger ではありません。カード型汎用データベースですが、有名所ではファイルメーカーのような感じでしょうか?
アドレス帳やノートなどのアプリも入ってましたが、この汎用データベースが裏では動いているというほどの汎用的に作られていました。
- テキスト、数字、日付、時間、チェックボックス、グループボックス、列挙型、ノートなどの型が使える
- 一覧表形式でもカードイメージでも表示できる。
- カードイメージの場合、一行にラベルと値が並ぶだけでなく、ラベルと値はそれぞれビット単位で大きさや位置を変えられ、小さい画面なりにたくさんの情報量を表示できるように工夫されていた。その変えるためのインタフェースがキーボードしかついてないのにGUIというのもすごかった。
- スマートクリップが定義でき必要なフィールドだけをクリップボードにコピーして他のアプリやメモに貼り付けられるようになっていた。
- viewとfilterがそれぞれ定義でき、このビューの時はこのフィルターというような組み合わせも指定でき、一つのデータベースなのに全く違うように見せることも可能だった。
なんで、かなり多用していて、いろいろなデータを突っ込んでましたが、データ量が多すぎてきつくなってしまった頃に原因不明でデータベースが壊れてしまうという事件が発生。
さすがにこのプラットフォームではダメかな?ということでしばらくデータ互換性のある win-GDB とかをノートパソコンで使ってしのいでました。
そこに SL750 zaurusが出現し、データ互換性はないもののある程度似た機能を持っている portabase と出会い、こちらに乗り換えました。移行にはapptout.exe を使ってデータをCSV化し
それをportabaseに載せたわけですが、旨く移行できないデータなんかもあり、手打ちとかコピペとかで移動させたりもしました。かなり苦労しました。特定のアプリと特定のOSに依存するのは
危険だなあというのが実感でしたが、高価かつ多機能すぎる市販データベースソフトに移行するほどでもないし電子ガシェット(電脳パンツ)で動かせないと意味がないので、シンプルなカードっぽいやつで条件に合うのがないか探している所です。
portabaseのその後については別記事で書こうかと思っていますが、そろそろ現行のプラットフォームもやばそうなのでなんか対策を考えなくちゃなーという時期みたいです。
追記:記事を書いていたらTCARDってのが当時のGDBに似たような感じもあるので、ちょっと使ってみるかなーという状況です。
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